「?どうしたの??」
渚が心配したように声をかける。
もちろん、冷や汗を滝のように流すを心配しているのだ。
「・・・・・・奴の場合、絶対読まなかったら殺される。もうあの笑顔で殺される・・・っっ!!」
「?」
首を傾げる渚を置いて、はブツブツと低い声で呟きながら、自分の思考にのめりこんだ。
彼の本であるからして、絶対に自分は突っ込みをいれずにはいられないだろう。
だが、後ろに座るであろう相手はトム・リドル。
人の心を読み、黒い笑みを自在に操るに取って超×無限大がつく以上の強者。
その分、読まなかったら、何をされるかわかったものではない。
だが、それを読みたいとは思わない。
特に、彼がすぐ後ろに座っている時間、読書の時間には。
そのとき、はひらめいたっっ!!
「(そうだ、別に読書の時間に読まなくてもいいんじゃんっ!)」
そう考えたは、別の本を借りようと本棚と向かい合った。
が。
『キーンコーンカンコーン・・・』
「うそっ?!」
、本日二度目の絶句。
「ほら。〜、予鈴なっちゃったじゃん。教室帰るよー。さぁ、さっさと借りちゃおうっ!」
そう言って、から、『吾が輩は猫である』ならぬ『俺様は自己中心的である。』を奪い、
カウンターへと行く渚。
ああなると止められないことを知っているも渋々向うと、
そこには、先ほどの『バリー・ホッター』を借りるトミー・リーゼルがいた。
目が合った瞬間に、ニッコリと微笑まれる。
その一瞬で、は表情を硬くする。
そして。
「さん。また、面白い本があったら、教えてあげるよ。」
・・・・こいつ、他に本を書いてるのかっっ??!!!
は誰にも気付かれず、そう叫んだのだった。
こうして、三波 の苦悩の日々は続く。
洸月さんに捧げます。
すいません、ギャグとリクエストをいただいていたのに、
ギャグ風味になってしまいましたぁぁ・・・!!(泣)
申し訳ない、こんな駄目文で。
何はともあれ、一周年記念、おめでとうございますっっ!!
Caffeine
Caffeine様へ。
す、素敵過ぎて今日が命日になりそうでした!(帰って来い)
私が書くよりうまいですっ!(ぇ
ここっこ、これからもこのサイトをよろしくお願いしますっ!!
ほ、本当に。あ、ああああああ、ありがとうございましたっ!
洸月